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働き方に関する調査第1弾「女性活躍に関する調査」を実施、女性活躍「進んでいる」との回答は4割―マルコ

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 MRKホールディングスのグループ会社であるマルコは、2021年6月16日~6月17日に「女性活躍」に関する調査(全国20歳~59歳の会社員 男女800名を対象)を実施した。

 同調査の結果について、同社は以下のとおりに伝えている。

 まずは、キャリアに対する考え方についてあてはまるものを聞くと、「給与を上げたい」と思う人が最も多く計86.1%、次いで「スキルを活かしたい」計77.4%、「社会に貢献したい」計61.4%と続く結果となった。

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 「給与を上げたい」という項目を性年代で比較すると、女性30代が最も多く給料を上げたいと「思う」と回答しており、計93.0%となっている。年代で比較をすると20代は他年代より少ない結果となっているが、どの年代も8割を超える結果となった。

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 次いで、「スキルを活かしたい」という項目を性年代で比較した。その結果、「給与を上げたい」という項目よりも性年代で大きな差がない結果となっている。性別、年代問わずスキルを活かしたいと思っている人が多いようだ。

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 「社会に貢献したい」という項目では女性40代、男性30代が計58.0%と少ない結果になった。また、子どもの有無で比較をすると、子どもの将来を考えてか、子どもがいるほうが社会貢献したいと思う人が多い結果となっている。

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 最も「思う」と回答したほうが少なかった「今よりも高い役職に就きたい」。性年代別に見てみると、性別のみならず性年代で大きな差が出る結果となった。女性よりも男性が多く、年代を重ねるごとに少なくなっていることが分かる。特に、男性の20代30代男性は高い役職に就きたいという回答が多く、女性の40代50代の女性は少ない結果となった。

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 高い役職に就きたいと思わないと回答した478名にその理由を聞くと、最も多い回答は「ストレスが多そうだから」56.7%。次いで「責任が重くなるから」45.4%、「向いていないと思うから」42.3%と続く結果となった。性別で比較をすると、順位には変動はなかった。

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 今よりも高い役職に就きたいと思わない理由を性年代で比較した。その結果、さまざまな差が明らかになった。20代は高い役職に対し、「責任の重さ」を感じているようだ。30代、40代は「ストレスの多さ」を危惧していることが分かる。50代は「ストレスの多さ」に加え、「向いていない」と感じている人が多い結果となった。

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 現在の役職は、課長クラス以上と回答した人が12.1%となった。性別で比較をすると、男性は19.8%、女性は4.5%となっている。女性活躍の政策として「指導的地位に占める女性の割合を30%程度に上昇させる」と掲げているが、まだまだ目標は遠そうだ。

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 女性活躍が「進んでいる」と回答したのは全体では計44.9%と半数に満たない結果となった。性年代別に見ると、20代の女性は計53.0%が「進んでいる」と回答している。しかし、女性40代は37.0%と他年代より低い結果となった。女性活躍が進んでいるか否かは、性別や年代などで感じ方が違うようだ。

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 女性活躍が進んでいないと思う理由は、「管理職の女性が少ないから」と回答した人が多い結果となっている。20代30代は女性社員の少なさを感じており、40代50代の男性は活躍の場を、女性は給与格差を感じていることが分かった。

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HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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