ソフトウェアの品質保証・テストを手掛けるSHIFTは、障がい者アーティストから作品を募って展示する「SHIFT Challenged Art 公募展 2021」を12月3日〜5日に開催する。
同社は多くの障がい者を社員として雇用。彼らは、事務業務や福利厚生の一環として従業員に提供しているマッサージルームの運営、テストエンジニア、動画クリエイター、ライターなど73の業務において、各自の得意なことを通じて会社と社会に貢献している。また、SHIFTにおける障がい者の職場定着率は88%で、業務に対する評価、昇給の仕組みも年々拡充しているという。
しかし、社会全体を見渡すと、障がいを持っているという理由からやりたい仕事が選べない、就業しても長く働くことができないという状況が散見される。SHIFTは、これを働く側、雇用をする側双方にとって非常に残念なこととし、「これには、さまざまな側面があるが、障がい者の雇用推進の仕組みの充実に対して、職種や働き方の幅、仕事のやりがいなどに重きを置いた制度、環境整備にまで配慮が行き届かない現状が要因の一つにあるのではないか」と分析する。
そこで同社は、障がい者の可能性をアートという方法を通じて社会へ発信し、より広い意味で、あらゆる多様性を認め合うとともに、彼らが自立するための契機となるよう公募展を開催。公募展のプロモーション活動などを通じた作品の社会認知向上、活躍の場の醸成などを図る。
同プロジェクトの概要および、公募展への応募詳細は次のとおり。12月の展示会では、SHIFT本社cafeスペースに入選・入賞作品を展示する予定。
主催 | 株式会社SHIFT/「SHIFT Challenged Art 公募展 2021」 実行委員会 |
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エントリー期間 | 2021年8月23日(月)~10月15日(金) |
対象 | 絵画・書写(版画を含む) |
応募資格 |
以下の条件を満たす方
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公募展開催までのスケジュール |
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