インパクトジャパンは、管理職向けサーベイ・フィードバック研修「CSL(Context Sensitive Leadership)」を、6月17日にリリースする。
同研修は、不確実性が増し、リーダーシップに絶対解がない時代の中、自分らしさや実現したい目標、自組織の現状である「文脈」に沿った「自分ならでは」のリーダーシップを開発するプログラムだという。
プログラムの全体像は、下図のとおり、オンラインと対面の全2回で、リーダーシップの要素を体感的に理解する回(図中のModule 1)と、文脈を踏まえて「自分ならでは」のリーダーシップを究める回(図中のModule 2)で構成されている。
Module 1では、2種のオンラインゲームを活用しながら学ぶ。1つはキャリアとリーダーシップの振り返りに、もう1つはリーダーシップ行動の要素の学習に用いるという。要素とは、組織内での効果的なリーダーシップに関するアメリカの研究者、ゲイリー・ユクル(Gary Yukl)が提唱する、リーダーシップ行動の3要因。この3要因は、業務課題(Task)、関係構築・維持(Relations)、変革(Change)からなり、リーダーシップ行動をとる上では、状況に合わせてこれらの濃淡をつけることが重要であるという。
Module 2は、対面での対話セッションで行う。内容は、職場の状況を図示・言語化し、他の研修参加者からアドバイスをもらうセッション、研修前に受けた360°サーベイの結果の読み解きセッションなどである。これらを通じて、自組織の文脈や目指す目標、自分らしさを踏まえた、「自分ならでは」のリーダーシップを探究するという。
なお同社は、リリースを記念して、様々な企業が参加できる公開プログラムとしてCSLを開催する。詳細は、同社担当Client Partnerまたは問い合わせページより問い合わせる。
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日時:Module 1 8月19日 オンライン(4時間)
:Module 2 8月26日 対面(8時間) - 対象:管理職
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