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HRzine Day 2022 Summer セッションレポート | #3

創業以来「個」を活かすことにこだわってきたソニー 人材育成の最新施策とは

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 創業以来、「自分のキャリアは自分でつくる」という考えのもと、「個」を重視し、一人ひとりの活躍や自立を意識した取り組みを推進してきたソニー。グローバルで約11万人の社員を抱えながら、どのような人事施策に取り組んでいるのだろうか。本稿では、ソニーグループ内の人材開発を担当しているソニーピープルソリューションズ株式会社より人材開発部 統括部長 早藤努氏が登壇したHRzine Day 2022 Summerの特別講演「ソニーの人材マネジメント ~個に寄り添った人材育成とは~」の模様をお届けする。

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早藤 努

早藤 努(はやふじ つとむ)氏
ソニーピープルソリューションズ株式会社 人材開発部 統括部長
官公庁、コンサルティングファームを経て、2008年ソニー株式会社(現 ソニーグループ株式会社)入社。基幹人材育成、指名・報酬委員会事務局等に携わる。ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社人事部長を経て、2021年5月より現職。ソニーグループにおける人材育成施策の企画・運営等を担当。

だからソニーは「個」を大切にする

 ソニーが人事施策に取り組む上で大きな礎になっているのは、1946年の創業以来、脈々と受け継がれている企業文化だという。創業者の井深大氏が作成した設立趣意書には、「真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき、自由闊達(かったつ)にして愉快なる理想工場の建設」としたためられており、これが「個」に着目する姿勢の原点となっているのだ。

 加えて、もう1人の創業者である盛田昭夫氏が1989年の入社式で残したスピーチから、「自分の人生をソニーで送っていいのかどうかをよく考えてほしい」「あなた方が本当に働きがいを感じ、働く喜びを持ってソニーに居て欲しい」という言葉を引用した早藤氏。ソニーで働くことに働きがいを感じ、喜びを持っている人が集まっているからこそ、どの会社にも負けない会社になるのだ。

 こうした創業者の理念をもとに、現在のCEOである吉田憲一郎氏がまとめたのが「Sony's Purpose & Values」である。「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」というPurpose(存在意義)と4つのValues(価値観)。Valuesの1つにも“Diversity(多様性)”が組み込まれているが、会社であるソニーとその中で会社を動かす人がPurposeを中心に、相互成長作用を起こしていくと考え、「Special You, Diverse Sony」というSony's People Philosophyを掲げている。

[画像クリックで拡大表示]

 つまり、ソニーの人事では、多様な「個」を軸とした人事戦略(個を求む、個を伸ばす、個を活かす)を立て、社員一人ひとりが力を伸ばし、最大限に発揮できる環境づくりに尽力しているのだ。

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

フリーライター。IT系企業のマーケティング担当を経て2010年8月からMarkeZine(翔泳社)にてライター業を開始。2011年1月からWriting&Marketing Company 518Lab(コトバラボ)として独立。共著に『ひとつ上のFacebookマネジメント術~情報収集・人脈づくり・...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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