Okta Japanは、Oktaが推進している働き方「Dynamic Work」を国内でも推進していくため、渋谷ヒカリエ30階に新オフィスを開設した。
Dynamic Workとは、社員にとって合理的な場所で働く選択肢や働く時間の柔軟性を維持しながら、社員同士のコラボレーションやコミュニティ形成の機会を最大化する働き方。Oktaでは、Dynamic Workにフィットするように、オフィスの再設計と継続的な見直しを行っており、今回、Okta Japanのオフィスを新たに開設した。
同オフィスでは、効果的なコラボレーションを可能にするため、最新テクノロジーを導入。例えば、オフィスにいる社員がリモートの社員とZoom会議しながら、全ての参加者の反応や声を確認しやすいシステム「Neat Board」や、リアルタイムでホワイトボードに書いた情報を共有できる「Kaptivo」を導入している。また、全ての会議室にZoom Roomsを設置。会議室の参加者とリモート社員がコラボレーションできるスペースをいたるところに構築している。
また、社員のワークスペースでは効率的に仕事ができるように、個人のPCとは別に2つのモニターを標準装備し、3つの画面を使えるようにしている。デスクの高さも電動で上下に昇降でき、座りっぱなしによる健康への悪影響も避けられるという。
その他、周囲に気兼ねせずオンライン会議をしたり商談をするための個室スペースとしてフォンブースや、人の導線やスペースの使用率を測るセンサーも設置。それらのデータを踏まえて、継続的にオフィススペースの見直しを行っていくとしている。
なお、Oktaでは、Dynamic Workによって、居住する場所にとらわれずに、最適なスキルを持った社員を国内外の様々な場所から採用。オフィスという物理的な場所に縛られないため、多様な社員を採用する機会を得ることができ、ここ2年で同社がグローバルで採用している社員のうち60%がリモートで勤務している。
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