ISACAは、情報システムや情報セキュリティ、ITガバナンス、リスク管理、情報システム監査、情報セキュリティ監査などの専門家が集まった国際的な団体で、専門に関する資格の開発・認定などを行っている。国際本部はアメリカに置かれ、180か国に14万人の会員を有する。また、世界に210を超える支部があり、ネットワークを形成するとともに、教育・リソースなどの共有を行っているという。日本にも東京をはじめ、名古屋、大阪、福岡に支部がある。
ISACAはグローバルで資格を展開・認定しており、今回の講座で対象となるCISA(Certified Information Systems Auditor)は、情報システムの監査および、セキュリティ、コントロールに関する高度な知識、技能と経験を有するプロフェッショナルとしてISACAが認定する資格。日本語では「公認情報システム監査人」と訳す。情報システムの監査人やコントロールの専門家が持つ資格として欧米企業では広く認知されており、ISACAが認定する中で最も古い資格である。
この試験対策コースは、5月1日〜6月30日にCISA日本語受験を予定している人が対象。講座の目的は次のとおり。
- 模擬試験を受けることにより、受講者はドメインごとの弱点や理解が足りない点を最終確認でき、合格へのラストスパートに生かせる
- 模擬試験の結果をもとに、講師が重点的な解説を行うため、受講者は解答に不明点がある問題、納得できない問題について、より理解を深めることができる
- CISA試験の傾向のポイントを押さえた講義を講師より受けることが可能
- 独学の勉強でづまずいている人など、受講者同士でのコミュニケーションを図りながら学習理解を深めることができる
試験対策コースの開催概要は次のようになっている。
日時 | 2017年4月22日(土)、23日(日)両日とも9:00〜17:30 |
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場所 | AP浜松町 Hルーム(東京・浜松町) |
定員 | 40名(CISA受験者を優先に先着順) |
参加費 | 2万5000円(ISACA非会員)、1万8000円(ISACA会員) |
申し込み | こちらから |
なお、ISACA東京支部は試験対策コースについて、「受講者のCISA試験学習のための支援を主な目的としたもの。当試験対策コースに参加することにより、CISA試験合格を保証するわけではないことに注意してほしい」と述べている。