統計検定は、2011年より開始された統計に関する知識や活用力を評価する全国統一の試験。種別には、4級、3級、2級、準1級、1級の5レベルのほかに、公的統計に関する知識を正確に認識し、適切な利活用能力を測る「統計調査士」と、統計調査全般に係る高度な専門知識と利活用手法を問う「専門統計調査士」がある。また、近代統計の発祥の地英国の王立統計学会(RSS)と契約を結び、RSSと共同認定を行う「RSS/JSS」を加えた合計8種類が用意されている。
統計検定
6月18日(日)に行われる統計検定は、4級、3級、2級、準1級のみで、1級および統計調査士、専門統計調査士は11月26日(日)に行われる統計検定にて受験が可能。
一般会場個人受験(個人申し込み)の概要は次のとおり。
- 【受験料】
- 準1級:8000円
- 2級:5000円
- 3級:4000円
- 4級:3000円
- 【受験申し込み受付期間】
- Web申し込み:2017年4月10日(月)10:00〜2017年5月12日(金)15:00
- 郵送申し込み:2017年4月10日(月)10:00〜2017年5月12日(金)必着
- 【試験形式】
- 4〜2級:マークシートによる選択問題
- 準1級:マークシートによる選択問題、部分記述問題、論述問題
- 【その他】
- 持ち込み可の電卓:四則演算(+−×÷)や百分率(%)、平方根(√)の計算ができる一般電卓又は事務用電卓
- 持ち込み不可の電卓:上記の電卓を超える計算機能を持つ関数電卓やプログラム電卓、電卓機能を持つ携帯端末
団体受験および試験詳細はこちらで確認してほしい。
2級と3級に関しては、CBT(Computer Based Testing)方式での受験も可能。合格した場合は、上記の公開会場で実施される(紙)試験と同等の資格が得られるが、合格所にはCBT方式試験での合格であることが記載される。
CBT方式試験の詳細はこちらを参照してほしい。
RSS/JSS検定
通常の統計検定に先駆けて、5月19日(金)〜21日(日)にはRSS/JSS検定が行われるが、すでに受験申し込みが始まっている。受け付け期間は〜4月3日(月)15:00まで。申し込みはこちらから。
なお、RSSが検定試験を終了することを受け、現在のRSS/JSS検定はこの回で終了する。