Candeeは、2022年度の採用活動において、採用成功企業における動画活用の実態調査を実施し、その結果を発表した。
調査の概要と結果は以下のとおり。
- 調査方法:リサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2022年11月11日〜11月12日
- 有効回答数:2022年度の採用活動において、目標人数の採用を達成した企業の採用担当者(経営者・役員・人事)109名
6割以上の企業が、採用活動において「動画」を活用している
「Q1.あなたのお勤め先では、採用活動において『動画』を活用していますか。」(n=109)と質問したところ、「取り入れている」が63.3%、「取り入れていない」が34.9%となった。
採用活動における動画コンテンツの活用シーン、「自社採用サイト」が69.6%で最多
Q1で「取り入れている」と回答した人に、「Q2.採用活動における動画コンテンツの活用シーンについて、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」(n=69)と質問したところ、「自社採用サイト」が69.6%、「求人サイト」が66.7%、「YouTubeでの公開」が52.2%だった。
「効果の高い」動画コンテンツの内容や要素、「企業のイメージ・アピール動画」が72.5%で最多
Q1で「取り入れている」と回答した人に、「Q3.採用活動において、『効果の高い』動画コンテンツの内容や要素について、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」(n=69)と質問したところ、「企業のイメージ・アピール動画」が72.5%、「職場見学や施設紹介動画」が63.8%、「事業紹介動画」が60.9%となった。
動画コンテンツを採用活動に取り入れるメリットとして、6割以上が「内定承諾率の向上」を実感
Q1で「取り入れている」と回答した人に、「Q4.動画コンテンツを採用活動に取り入れたことによるメリットについて、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」(n=69)と質問したところ、「内定承諾率の向上につながった」が62.3%、「選考通過率の向上につながった」が52.2%、「採用後のミスマッチが起きにくくなった」が52.2%だった。
動画コンテンツを採用活動に取り入れたことによるメリット、「いつでもどこでもアクセス出来る」「話が円滑に進む」などの声
Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q5.Q4で回答した以外に、動画コンテンツを採用活動に取り入れたことによるメリットがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=69)と質問したところ、「学生がいつでもどこでもアクセスできること」や「事前にある程度の雰囲気をつかんだ上で聞いてくれるので、話が円滑に進む」など42の回答を得られた。
採用活動における動画コンテンツの制作費、半数以上が「300万円以上」かけている実態
Q1で「取り入れている」と回答した人に、「Q6.採用活動における動画コンテンツの制作費を教えてください。」(n=69)と質問したところ、「300万円〜500万円未満」が36.2%、「200万円〜300万円未満」が18.8%となった。
94.2%が、採用活動における動画コンテンツは、採用活動以外のシーンでも役に立っていると実感
Q2で「取り入れている」と回答した人に、「Q7.採用活動における動画コンテンツは、採用活動以外のシーンでもあなたのお勤め先の役に立っていると思いますか。」(n=69)と質問したところ、「非常にそう思う」が44.9%、「ややそう思う」が49.3%だった。
採用活動以外のシーンでも約に立っていると思うポイント、「自社のブランディングにつながる」が73.8%で最多
Q7で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人に、「Q8.あなたが、採用活動における動画コンテンツが採用活動以外のシーンでも役に立っていると思うポイントについて、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」(n=65)と質問したところ、「自社のブランディングにつながる」が73.8%、「マーケティングにおける集客装置になっている」が58.5%、「コンテンツの使い回しができる」が52.3%となった。
【関連記事】
・「インフォグラフィック採用動画」をリリース、求人票や会社説明資料を1~2分の動画に―WOKE
・中途採用動画サービス「Recruitingshare」を提供、触れる動画と分析レポートで業務負担軽減へ―ミライヘ
・採用動画視聴により7割の就活生が志望度上昇、採用動画は「あったほうがいい」は9割超え―プルークス