Cheerは、求職者の社会人基礎力・入社後の活躍ポテンシャルを測る適性検査機能を、2月22日付けでリリースした。
同サービスでは、経済産業省が提唱している「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」を構成する3つの能力と12の能力要素を基にした「社会人基礎力」と、就活生に企業が求めている項目9つに特化した「活躍ポテンシャル」を同時に測定。活躍ポテンシャルは、同社が企業の採用支援をする中で、求める人物像として挙げられることの多い項目を選出しており、就活だけでなく、社会人になってからの素養・適正を考えるための自己分析・採用ツールだという。
診断結果は2つの結果シートで表され、全体のレーダーチャートと概要、項目ごとの点数、受験日時、回答にかかった時間を確認可能。過去の受験情報も保存されるため、時期の変化によって、診断結果の推移を見ることができる。
また、企業は応募者の診断結果の閲覧と、診断結果を基にしたスカウト配信が可能。プロフィールの項目と併せて、適性検査の結果を面談の質問内容や育成計画の参考にすることができるとしている。
同社は今後、適性検査を企業側のメンバーにも受験できるように拡張し、部署内の特徴診断、求める人物像の要素を基にした診断マッチング機能などを計画しているという。
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