グラムは、ChatGPTとRPO(採用代行)を組み合わせた採用支援サービス「採用GPT」の提供を開始する。
採用GPTは、採用とChatGPT活用の専門家が企業の採用プロセスを最適化するサービス。同社が運営する適性検査サービス「Jobgram(ジョブグラム)」とも連携しており、Jobgramの持つ性格特性データとChatGTPを組み合わせることで、最適な人材マッチングを実現する。
採用GPTの主な機能は次のとおり。
- 「求める人物像」に刺さる採用要件の生成
- 「求める人物像」に刺さるスカウト文の生成
- 「求める人物像」に刺さる採用マーケティングコンテンツの生成
- 候補者別にカスタマイズされた面接質問の生成
- 性格特性に応じた面接担当者のマッチング
- 面接結果の評価支援
- 候補者とメンバーの相性分析・入社後のシミュレーションの生成
- 内定者の性格特性に応じた「内定承諾率を向上させるための施策リスト」の生成
- チーム編成、入社オンボーディング支援
- メンター・メンティーのマッチング支援
同社の専門家が伴走することで、ChatGPTを触ったことがない人でも、3ヵ月ほどで採用にChatGPTを活用することが可能になるという。また、企業の採用担当者・マネージャーが上記の主な機能を使いこなし、新たな課題に対しても性格特性データ×ChatGPTで解決策を編み出せる状態を目指すという。これらにより、企業は自社の採用プロセスを最適化し、効果的な人材獲得と、短期離職を防ぐためのオンボーディングを実施する体制を内製化できるようになると、同社は述べている。
採用GPTの料金は、月額10万円〜(最低利用期間は3ヵ月)。
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