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HRzineニュース

仕事の価値観の変遷を調査、20年前も今も必要なスキル1位は「コミュニケーションスキル」―LinkedIn

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 LinkedInは創業20周年を迎えるにあたり、この20年間で日本のプロフェッショナルの仕事観がどのように変化したか、そして今後20年間に予想される変化について、意識調査を実施した。

 調査の概要は次のとおり。

  • 調査対象:日本国内の18~65歳の就労者計1000人
  • 調査方法:オンラインアンケート調査
  • 調査期間:2023年4月6日~4月10日

今後20年間で変わらないであろう仕事1位は「人脈を活かす仕事」

 まず、これからの20年間において、AIなどのテクノロジーの進化や普及によって自身の仕事に影響があるかを聞いたところ、「影響は受けない(32.9%)」が最も多く、「仕事が削減される(31.7%)」「新しい仕事や職種が創出される(23.3%)」「生産性が向上する(22.3%)」と続いたという。

 また、これからの20年間で変わらないであろう仕事は、1位「人脈を活かす仕事(40.9%)」、2位「コミュニケーション能力が必要な仕事(39.6%)」、3位「創造性を必要とする仕事(29.1%)」となった。

 これからの20年間で必要とされるスキルTOP3は、1位「コミュニケーションスキル(49.8%)」、2位「リーダーシップ・人材マネジメントスキル(26.1%)」、3位「問題解決力(23.7%)」となった。テクノロジーが進化するであろう20年後でも、コミュニケーション能力は必要だと考えられているようだ。

20年前も現在も身につけたいスキルの1位は「コミュニケーション」

 ビジネスパーソンとしていま、身につけたいスキルを調査したところ、1位「コミュニケーションスキル(35.3%)」、2位「問題解決力(21.4%)」「思考力(ロジカルシンキングなど)(21.4%)」という結果となった。

 また、40代から60代に「20年前に身につけたいと思っていたスキル」についても聞いたところ、1位「コミュニケーションスキル(30.6%)」、2位「問題解決力(21.2%)」、3位「外国語の語学スキル(20.4%)」となった。

 現在も20年前も、身につけたいスキルの1位は「コミュニケーションスキル」であった。今後20年間で最も必要なスキルとしても挙げられていることから、「コミュニケーションスキル」がいかに重要視されているかが分かる。

「企業カルチャーの変化はビジネスへポジティブに影響している」約8割

 日本の企業カルチャーについて質問したところ、回答者の78.4%が、20年前と比べて変化を感じていることが分かった。感じている変化のTOP3としては、1位「長時間労働が当たり前だという価値観が薄れてきた(45.8%)」、2位「ワークライフバランスを重視されるようになった(40.4%)」、3位「休暇を取ることが柔軟になった(39.0%)」が挙げられ、とくに生活への変化を感じているようだ。

 また、企業カルチャーに変化を感じている人に、「仕事に対する価値観を含めた企業カルチャーの変化は、自身の勤め先のビジネスにどのような影響を与えていると思うか」と質問したところ、83.5%が「ポジティブな影響を与えている」と回答した。

20年間でライフワークにおける優先順位は仕事から家庭に変化

 全年代に現在のライフワークの優先順位を聞いたところ、全体では1位「家庭」、2位「趣味」、3位「仕事」、4位「スキルアップ」となった。一方で、40代から60代に20年前の優先順位を聞いたところ、すべての年代で1位は「仕事」という結果となった。

 とくに、現在の20代は1位「家庭」、2位「趣味」、3位「仕事」、4位「スキルアップ」であるのに対し、20年前の20代(現在の40代)は1位「仕事」、2位「趣味」、3位「家庭」、4位「スキルアップ」となっている。時代の変化によって仕事と家庭の優先順位が逆転していることが分かる。

20年前と比べて、月の残業時間は11時間短縮

 月の残業時間について調査したところ、20年前が平均24.3時間に対し、現在は平均13.3時間と11時間ほど短くなっていることが分かった。

「女性管理職の比率が少ない理由」第1位は「慣習的に、男性のほうが評価されやすいから」

 女性が管理職に就いている企業に勤めている人は51.7%であった。一方で管理職における女性の比率は24.8%にとどまった。

 また、厚生労働省が行った調査では、企業の課長級以上の管理職に占める女性の割合が2021年度は12.3%だったとされている。女性管理職の比率がこの割合よりもさらに低い企業に勤めていると答えた人に女性管理職が少ない理由を聞いたところ、TOP3は、1位「慣習的に、男性のほうが評価されやすい(女性差別がある)から(36.8%)」、2位「妊娠や育児などを危惧して女性自身が昇進を望まないから(33.5%)」、3位「管理職は男性が担うものだと思われているから(23.6%)」という結果となったという。

 以上の結果を踏まえ、同社は次のようにコメントしている。

 「仕事の優先順位や働き方は時代と共に変化してきています。一方で、今回の調査結果から、20年前・現在・20年後(予想)に至るまで、コミュニケーションスキルが非常に重視されていることが分かりました。AIの普及をはじめ、テクノロジーのさらなる進化が予想される次の20年を生きていくためには、時代の変遷にアンテナを立て、必要な知見やスキルを獲得していくことが重要となるでしょう」

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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