ラキールは、同社の「LaKeel HR」を住友生命に提供していることを発表した。
LaKeel HRは、人材管理・給与・勤怠・入退社手続き・タレントマネジメント・分析などの機能を総合的に搭載しているSaaS型人事統合システム。
住友生命には、営業職員と営業職員をサポートする職員が約4万3000人在籍しており、全国90支社、約1680支部で年間約5000名の採用選考と入社手続きを行っている。支部長と拠点事務担当者、支社採用担当者と支社長の間で綿密かつタイムリーな連携が必要である一方、これまでは大半を紙帳票で手続きしていたため、事務負荷が高く、事務効率化が重要な課題になっていたという。
2021年12月から第1フェーズとして営業職員の採用選考と入社手続きのデジタル化と事務効率化を行った。また、第2フェーズでは、全職員約4万3000名が、個人所有のスマートフォンで労務管理の申請・承認ができるようシステムを開発。2022年4月から2023年6月末にかけて「身上異動申請」「通勤経路申請」「退職手続き」「有期雇用契約の契約更新」「給与明細や賞与・臨給明細の電子参照」などで順次利用を開始した。
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