転職サービス「doda」を提供するパーソルキャリアは、同社が運営する求人要件作成支援サービス「HR forecaster(エイチアール フォーキャスター)」において、求人票に記載する職務内容を充実させる新機能「ヒアリングノート」を7月12日に正式リリースした。HR forecasterの登録ユーザーであれば無償で利用できる。
ヒアリングノートは、職種を選択するだけで求人票作成に必要なヒアリング項目を網羅的に出力。項目に記載する内容については一部を除き選択式となっているため、採用担当者のこれまでの経験やノウハウによらず、転職希望者が欲する情報が網羅された求人票を作成できる。
「dodaエージェントサービス」(人材紹介サービス)で同社が25年にわたり蓄積した情報をもとに開発され、ヒアリング項目、選択項の精度を維持。ITエンジニアやデータサイエンティスト、総務、人事、マーケティングといった企画・管理職をはじめ、不動産開発や施工管理など、求人数が多い傾向にある61職種に対応する。今後は販売・サービスなども含め150以上の職種へ拡大予定。
また、IT職種などの専門的な職種に多い、専門用語や独特の言い回しなども選択式でヒアリング項目に入力できるため、書き方に迷うことがないという。
同機能の使い方は次のとおり。
①作成したい求人票の職種をはじめとした、基本情報を選択
②職種ごとの仕事内容が網羅されたヒアリング項目を出力
③現場社員と会話しながら、回答をヒアリング項目へ入力
④ヒアリング結果をテキストコピーして手元で作成している求人票に挿入
⑤また、ヒアリング結果をPDF出力して共有することで、採用関係者の認識合わせが可能に
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