ブライツ パートナーズは、ChatGPTに代表される生成AIのほか、機械学習(ML)、自然言語処理(NLP)などのデジタル技術を用いて企業の組織・人事機能(CoE、HRBP、HRSS)の高度化&効率化を支援するサービスの提供を開始した。同社の持つ「組織・人事」「デジタル技術」「経営・戦略」の3つの知見を活かし、課題解決に向けたデジタルとアナログの組み合わせによる最適解を提供するという。
同サービスのポイントは次のとおり。
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- 成果の追究
- 顧客が期待する「課題の解決」という成果に対し、目的、解くべき課題、戦略、設計、計画まで伴走する。
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- 現場で活用されるソリューション設計
- 現場での活用シーンのことを考えて、ソリューションを設計する。
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- 顧客との対話を重視
- ソリューションの実現のため、ビジネスや現場を深く理解する顧客との対話を通じ、ゴールや方向性の解像度を高め、知見・ノウハウの融合を図る。
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- 「デジタル技術ありき」でない
- デジタル技術は万能ではなく、確かな効果が見込めないこともある。そのため、技術的には可能であっても、費用対効果などが検証できない場合には、デジタル技術を採用しない選択肢をおすすめすることもある。
同サービスは、次の7つのステップを行うという。
- 基本方針の策定、課題の特定・把握
- ソリューション構造の設計
- デジタル技術の利用可能性の評価
- デジタル技術領域・手法の特定
- 必要なデータの取得・整理体制の構築
- モデル開発とPoC(試行錯誤)、リプランニング
- 実装・ローンチ
なお、実装の事例は次のとおり。
- HRBPにおける採用時の評価(例)
- 履歴書情報の評価・スクリーニングの自動化
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- 志望者傾向を自動分析・レポート化
- スクリーニング精度・正確性の向上
- 評価者間のムラを削減、統一性の担保
- ~70%ほど読み込み時間を削減
- HRSS(人事シェアードサービス)における労務管理(例)
- 申請・処理に関するデータをダッシュボード化&対応状況に関するレポーティングの自動生成
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- 対応の網羅性の担保、統一管理の実現
- ~70%ほど準備に要する時間を削減