ワンキャリアは、採用マーケットにおいて学生や社会人に求められるクリエイティブスキルの向上を支援するため、アドビとの協業を発表した。
両社は共同で、企業の採用担当者へ新卒採用プロセスに関するアンケート調査を実施。従来の履歴書やエントリーシート中心の新卒採用活動では、「学生の個性が分かりづらい」(38.6%)、「持っているスキルの程度が分かりにくい」(29.1%)、「読むのに時間がかかる」(26.6%)といった課題を感じている結果となった。
さらに、そういった課題を受けて、学生理解を深めるためにクリエイティブツールなどで作成したデジタル自己PRコンテンツの提出を推奨する会社は76.4%となっている。
これらの結果を受けて、ワンキャリアは同社が運営する就活サイト「ONE CAREER」にて特設サイトを3月13日より開設。アドビは、これから就職活動を控えた学生に向けて同社のクリエイティブツールを用いたラーニングプログラムを提供する。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査名:新卒採用の選考プロセスにおける業務課題および学生理解の実態調査」
- 調査方法:インターネット調査
- 実施対象:23~26卒の新卒採用を実施した日本に所在する企業の人事/採用担当者 165名
- 調査期間:2024年2月26日~3月1日
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