ジェイックは、同社が提供する就職支援サービス「ジェイック 就職カレッジ」に登録する20代の求職者を対象に、「上司に希望する育成方法」に関するアンケート調査を実施した。
上司に希望する育成方法は「自分の強みや個性を活かしてくれる」が最多
「正社員として就職した場合、上司にどんなふうに育成してもらいたいですか?」と質問したところ、「自分の強みや個性を活かしてくれる」が52.2%で最多となった。次いで、「今後のキャリア(職歴・経験)希望を理解し、その目標達成を支援してくれる」が24.3%、「仕事を細かく管理し、指示してくれる」が16.9%、「その他」が2.9%、「多くを語らず、背中(上司の仕事ぶり)で示してくれる」が2.2%、「𠮟咤激励(叱るように励まし、奮い立たせる)してくれる」が1.5%と続いた。
理由の1位は「安心して働きたいため」
「上記を選択した理由として、当てはまるものを2つまで選択してください」と質問したところ、1位は「安心して働きたいため」が45.3%となった。2位は「自分らしく働きたいため」が43.1%、3位は「楽しく働きたいため」が32.8%という結果となった。現代の20代若手社員は、心から安心できる人間関係の中で、自分らしさや強みを発揮し活躍できる職場環境を求めているといえそうだと同社は述べている。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査名称:「上司に希望する育成方法」に関するアンケート調査
- 調査対象:同社サービスに登録した20代求職者
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:Webアンケート
- 調査期間:2024年2月1日~3月5日
- 回答者数:136名
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