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上司へ相談しにくいと感じる新人の割合は「努力した経験」の有無で倍以上の差—ラーニングエージェンシー調べ

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 ラーニングエージェンシーとラーニングイノベーション総合研究所は、社会人1年目の300人に対し、入社前後のギャップに関する意識調査を行った。

 調査結果のサマリーは次のとおり。

  • 46%の新人が、学生時代に「高い目標達成のために努力した経験(ストレッチ経験)がない」と回答
  • 学生時代のストレッチ経験が「ある」新人のほうが「ない」新人よりも入社前後のギャップをポジティブに捉える傾向に
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  • 「上司への悩み相談がしにくい」と回答した割合は、学生時代のストレッチ経験が「ない」新人は、「ある」新人の倍以上に
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  • ストレッチ経験の「ある」新人は、上司とのコミュニケーションがあることで「安心した」「成長機会となった」と回答する割合が高い
  • ストレッチ経験の「ない」新人は、入社前後のギャップ全項目において「会社を辞めたくなった」が最多の結果に
[画像クリックで拡大表示]

 この結果を受けて、株式会社ラーニングエージェンシー 組織開発コンサルティング本部 開発室 室長 根本博之氏は次のように考察している。

 「調査結果から、学生時代に高い目標に向けて努力・挑戦をした経験が、新入社員のリアリティショックの捉え方に大きく影響することが分かりました。ストレッチ経験をしてきた新入社員は、リアリティショックを成長の糧と捉えられますが、ストレッチ経験のない新入社員は、乗り越えるための基盤をこれから築く必要があります。ファーストキャリア[1]の初期段階である新入社員の時期にこそ、社会人としての基盤を築く支援を組織的に行うことを推奨します。

 たとえば、新入社員時期の業務アサインでは、本人が自身の成長を明確に感じられるよう、小さな目標と短期間でフィードバックを得られる業務を設定することが重要です。また、上司や先輩社員からの適切な業務支援・内省支援・精神支援により、新入社員が困難をポジティブな挑戦と捉えるための土台をつくります。このような成長支援環境は、新入社員が職場における初期の不安を克服し、キャリア形成の基礎を固めるうえで不可欠です。調査結果が示すように、こうした取り組みは新入社員の成長意欲や安堵感を引き出し、新入社員の長期的な職業生活での成長に結びつくでしょう」(根本氏)

 なお、同調査の概要は次のとおり。

  • 調査対象者:22~34歳の社会人1年目である就労者
  • 調査時期:2023年8月2日~7日
  • 調査方法:調査会社によるインターネット調査
  • サンプル数:300人

[1]: ファーストキャリア=内定期間から入社3年間の、社会人としての初めてのキャリア形成時期。マインド・ナレッジ・スキルの土台を形成する時期でもある。

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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