DXHRは、同社が運営するAIデジタル生産性協会にて、AI・DX業務標準化フレームワーク「生成AIディクショナリ」をiCD協会と共同で開発した。合わせて、同フレームワークを使った研修・リスキリングメニューの提供を開始する。
同研修により、受講者が組織を横断した業務棚卸しと、それに応じたAI・DXの導入スキルを習得し、社内のAI・DX導入をリードする人材の育成を目指せるという。
研修の詳細は次のとおり。
研修内容
一方通行の研修や生成AIの機能の紹介だけでなく、業務フローやAI・DX導入のロードマップ作成など、包括的なカリキュラムを提供する。受講者は研修を通じて、次の内容を学べるという。
- AI・DX業務標準化フレームワークや生成AIを用いた業務棚卸し、業務フロー作成
- 生成AI活用時の重要なポイントの理解
- 社内のAI・DX導入ロードマップの作成
- 生産性向上の実感
期待効果
企業の課題と期待できる効果は次のとおり。
- 生産性が上がらず利益の確保が難しい企業:生産性の向上による利益の増大
- 人手不足が課題の企業:AI・DX導入により、業務工数の削減に寄与
- AI・DX人材の確保が課題の企業:リスキリングとAI・DX導入実践による人材の育成
- 時間的制約のある社員が増加している企業:業務の可視化、標準化、分業化の促進
研修費用
同プログラムの定額は、1人40万円。
なお、中小企業の場合、人材開発支援助成金を活用することで、1研修1人あたり約10万円で実施可能。(10時間超のカリキュラムの場合)
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