Works Human Intelligence(以下、WHI)は、同社が運営する統合人事システム「COMPANY」を、プレナスへ提供すると発表した。
プレナスは、2024年2月末現在、パート、アルバイトを含めて約2万2千人以上の従業員が在籍している。これまで人事部では、勤務形態によって異なる給与制度に対応するために、複数のシステムを用いて手動で連携しており、システム、制度、業務プロセスが複雑で、運用上の負荷が大きいことが課題であった。
そこでプレナスは、「COMPANY 人事・給与」「COMPANY Web Service」「CWSスマートデバイスオプション」にシステムを刷新。人事、給与情報の一元化と、制度やプロセスの統一化を推進する。さらに、「COMPANY 雇用手続管理」「COMPANY 就労・プロジェクト管理」「就労モバイル勤怠」も活用し、人事部だけでなく全従業員の作業工数最小化を計り、それぞれの主業務に注力できる環境を構築するとのことだ。
同サービスで一元化した情報は、評価やスキルなど複数のデータと組み合わせることが可能。適材配置や従業員のスキル、キャリアアップの支援、業務負荷の分析などにつなげ、組織と個人のパフォーマンスの最大化を目指すとプレナスは述べている。
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