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就活を終えた25卒は約4割 4月時点での内々定保有率は約7割と過去最多—doda調べ

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 ベネッセ i-キャリアは、同社が運営する「dodaキャンパス」にて、「25卒学生(大学4年生・修士2年生)就活実態調査」を実施した。

選考を受けた企業数は「1~5社」が最多

 25卒の学生を対象に、2024年4月時点でこれまで選考を受けたことがある企業数を聞いたところ、「1~5社」(27.0%)が最多となり、次いで「6~10社以上」(22.7%)となった。過去2年間と比較すると、「1~5社」は増加傾向にある一方、「11社~15社」以上の割合は、23卒の48.7%に対して、25卒は39.7%と9ポイント減少しており、選考を受ける企業を厳選する傾向にあることが分かった。

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7割の学生が内々定を保有

 保有する内々定数について聞いたところ、1位「0社」(31.8%)、2位「1社」(24.4%)、3位「2社」(18.2%)であった。また、保有する内々定数「1社」から「8社以上」の回答を合計すると、23卒の59.7%に対して、25卒は68.2%と8.5ポイント増加し、過去2年間で最も多い結果となった。なお、内々定を得ている人の平均保有数は、23卒が「2.2社」、24卒が「2.1社」、25卒が「2.4社」となった。

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選考中の企業数は「1社~5社」が4割

 選考中の企業数については、「1社~5社」が42.6%と最多であった。一方、「0社」は42.3%で、23卒の29.3%から13ポイント上昇している。また、「0社」と回答した学生に関して、「就活を終了している」(71.5%)が最も多く、同様に2年間で最多となった。この結果から、早期に内々定を獲得し、2024年4月時点では、すでに就活を終える学生が増加していることが明らかになった。

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志望業界を絞った時期は「大学3年生・修士1年生の冬」

 志望業界を絞った時期は、「大学3年生・修士1年生の冬」(35.7%)が最多となった。「大学1~2年次・大学院進学前」から「大学3年生・修士1年生の秋」までの合計で見ると、全体が51.5%に対して、就活修了者は62.2%となり、早期に就活を終了している層ほど、早い段階で志望業界を絞っている様子がうかがえる。

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 また、企業を選ぶ軸や求める条件(勤務地、企業規模、勤務時間など)が定まった時期についても、全体では「大学3年生・修士1年生の冬」(35.7%)が最も多い結果に。一方、就活修了者で見ると、「大学3年生・修士1年生の秋」(34.0%)が最多となり、志望業界同様、企業に求める条件も早期に決めていることが分かった。

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 さらに、志望業界はいつ頃までに絞れているとよかったと考えるか聞いたところ、1位「大学3年生・修士1年生の秋」(28.2%)、2位「大学3年生・修士1年生の夏」(26.3%)となった。また、企業を選ぶ軸や求める条件はいつ頃までに絞れているとよかったと考えるかについても、同様の順位であった。

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4割が4月以降の就活を終了する

 これから(2024年4月以降)の就活については、「内々定がないので就活を続ける」と回答した学生は全体の29.2%となり、23卒比で8.9ポイント減少。一方で、「内々定先があり満足しているので就活を終了する、終了している」は全体の38.5%で、23卒比で11.8ポイント増加する結果となった。

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 なお、同調査の概要は次のとおり。

  • 調査期間:4月22日~28日
  • 調査対象:dodaキャンパス会員の大学4年生、修士2年生(25年卒)
  • 調査方法:Webアンケート回答方式
  • 有効回答数:582人

【関連記事】
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25卒採用は「計画よりうまく進んでいない」が約4割 「選考応募数の確保」に課題—ジェイック調べ
転勤に肯定的な25卒は3割未満 ジョブローテーション制には6割が肯定的—ワンキャリア調べ

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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