ギブリーは、エンジニア採用のプロフェッショナルRPOサービス「Track リクルーティングパートナー」を6月3日より開始した。
同サービスでは、ITエンジニアやデータサイエンティストといった、デジタル人材の採用業務に関する専門的知見の提供とオペレーション業務の実行支援を行う。これにより、開発部門やDX部門、および人事部門が、より重要で生産性の高い業務に専念できる体制づくりに貢献するという。なお、支援領域は次のとおり。
戦略フェーズ
自社のエンジニアや採用候補者のスキルを正しく可視化。活躍している自社内の人材へインタビューを実施することで、本来採用したいペルソナを定量・定性的に解像度高く設計し、適切な選考フローの構築を支援する。また、設計したペルソナに対して適切にブランディングし、採用を進めるための戦略立案を行う。
設計フェーズ
同社の採用人事業務に特化した生成AIソリューションを活用し、求人票の作成、媒体ごとの記事作成、採用ペルソナごとのスカウト文面の自動生成などを行う。コストを抑えながら迅速な改善サイクルを回すことで、スピード感を持った採用実行を実現する。
実行フェーズ(母集団形成)
設計を基に、候補者対応、スカウト送付、媒体運用、エージェント対応などを代行。同フェーズにおいても生成AIやこれまでのSaaS製品にて蓄積されたナレッジやエンジニア採用市場に対する知見を活用し、有効な母集団形成および適切な応募者対応を行う。
実行フェーズ(面接)
選考時に取得する候補者スキルデータや蓄積したエンジニアスキルデータを総合的に活用し、面接評価指標の作成や実績豊富なエンジニアによる技術面接代行、スキル評価代行が可能。候補者へのフィードバックも含め、手厚い選考が実現することで、候補者に対するアトラクトにもつながる。
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