バヅクリは、会社員を対象に「エンゲージメントサーベイなど社内アンケートに関する調査」を行った。
エンゲージメントサーベイに「回答した経験がある」は約半数
会社員に対し、今までに働いた会社や組織で、働きやすさや組織への満足度等に関する社内アンケートに回答したことがあるかという質問をしたところ、28.6%が「定期的に回答したことがある」、20.1%が「過去に回答したことがある」と回答。合わせて48.7%の人が、エンゲージメントサーベイなどへの回答経験を持つという結果になった。
回答経験者を対象に、社内アンケートの集計結果を、社内に開示もしくはフィードバックなどで共有してほしいかと質問したところ、78.3%が「共有をしてほしい」と回答した。
回答経験者の8割が、エンゲージメント向上のために議論が「必要」と回答
エンゲージメントサーベイ回答者経験者に対し、社内アンケートの集計結果をもとに社内もしくはチーム内での議論が必要だと思うかという質問では、41.0%が「必要だと思う」、40.7%が「やや必要だと思う」と回答。合計81.7%が「議論が必要」という結果になった。
続いて、実際に社内アンケートの集計結果をもとに、社内もしくはチーム内での議論を行ったことがあるか質問したところ、47.7%が「議論をしたことがある」と回答した。多くの従業員が議論を望んでいるにもかかわらず、その期待に半数以上の企業が応えられていないと同社は述べている。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査対象者:エンゲージメントサーベイツール利用経験のある会社員
- 調査時期:2024年4月26日〜5月2日
- 全体サンプル数:2200名
- 対象サンプル数:330名
- 属性(性別):男性73.6%(243名)、女性26.4%(87名)
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