ワークス・ジャパンは、学生向け就活対策サイト「キャンパスキャリア」にて26卒予定の大学3年生・大学院1年生会員を対象に、就職活動やインターンシップに関するアンケート調査を実施した。
9割の学生がオープンカンパニー・インターンシップに参加
6〜9月に開催されたオープンカンパニー・仕事体験(1日)、もしくはインターンシップ(2日以上)について、学生の9割近くが「参加した」と回答。昨年比で約10%の増加となった。
参加したと回答した学生に対し、その理由を聞いたところ、「企業研究したいから」が約70%で最も多く、次いで「参加が就活のスタートだと思うから」が60%弱と、学生の就職活動において当たり前となりつつあることが分かる。
一方、参加しなかったと回答した学生に対し、その理由を聞いたところ、「プライベートの予定を優先した」が約40%で最多となり、次いで「応募はしたが選考や抽選に漏れてしまった」が続く結果となった。参加までは至らなかったが、応募は行っている学生が一定数存在すると分かった。
10月以降も「オープンカンパニー・インターンシップ参加予定」は約半数
10月以降もオープンカンパニーもしくはインターンシップに「参加する予定」と回答した学生は約50%となり、参加予定社数は3〜5社がボリュームゾーンとなった。
また、参加を考えている理由については、「3月からの選考を有利に進めるため」が70%弱と圧倒的に多く、いかに早期選考につなげていけるかを考える学生が参加する傾向にあると分かった。
なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査対象:キャンパスキャリア会員のうち、2026年卒業予定の大学3年生および大学院1年生
- 調査実施期間:2024年9月21~29日
- 調査方法:メール配信、Web上のアンケートフォームより入力
- 回答数:239名
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