キャリタスは、26卒予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、4月1日時点での就職活動状況などを調査した。
エントリー社数は平均21.8社
1人あたりのエントリー社数は、平均21.8社。前年同期調査の22.6社より、やや少ない結果となった。
選考試験の受験状況
「エントリーシート提出」「筆記・適性テスト」「面接試験」は、約9割が経験済み。「最終面接」は、約7割が経験していることが分かった。
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また、「エントリーシートの締め切りが早過ぎて、応募できなかった企業がある」と回答した学生は49.9%と約半数を占めた。
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4月1日時点の内定状況
4月1日時点の内定率は64.9%。前年同期実績の62.8%を2.1ポイント上回った。なお、24.6%が就職先を決めて活動を終了し、計70.5%が就職活動を継続している。
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本命企業(第1志望)の選考状況
本命企業の選考について、「選考はこれから」が22.2%、「現在受けている」が27.0%となった。また、「本命企業の選考が終わった」は計41.0%で、前年よりさらに増加している。
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魅力を感じる採用形態
魅力を感じる採用形態は、「総合職採用(メンバーシップ型)」が最多。「初期配属確約採用」は、前年と比べて増加傾向にある。
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なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査対象:2026年3月に卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)
- 回答者数:1134人(文系男子226人、文系女子486人、理系男子267人、理系女子155人)
- 調査方法:インターネット調査法
- 調査期間:2025年4月1~6日
- サンプリング:キャリタス就活学生モニター2026
- 調査実施:キャリタス/キャリタスリサーチ
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