キャリタスは、26卒予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に、4月1日時点での就職活動状況や就職意識について調査した。
26卒の4月1日時点の内定状況
内々定を含む内定率は64.9%で、前年同期の62.8%を2.1ポイント上回った。就職先を決めて活動を終了したのは全体の24.6%で、70.5%が就職活動を継続している。
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エントリー状況、選考試験受験状況
1人あたりのエントリー社数の平均は21.8社で、前年同期の22.6 社よりやや少ない結果となった。また、エントリーシート提出社数は平均10.8社で、前年の平均9.7社を下回った。さらに、筆記試験と面接社数も減少している。
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本命企業(第1志望)の選考状況
第1志望の選考状況について、「本命企業の選考はこれから」は22.2%、「現在受けている」は27.0%となった。また、すでに「本命企業の選考が終わった」は41.0%で、前年よりさらに増加している。
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なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査対象:2026年3月に卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)
- 回答者数:1134人(文系男子226人、文系女子486人、理系男子267人、理系女子155人)
- 調査方法:インターネット調査法
- 調査期間:2025年4月1〜6日
- サンプリング:キャリタス就活学生モニター2026
- 調査実施:キャリタス/キャリタスリサーチ
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