日本CHRコンサルティングは、新入社員・中途社員の早期離職を防止するための「社員の早期離職防止サービス」を提供開始した。

同サービスは、精神科産業医と連携し、産業保健に精通した公認心理師が、社員1人ひとりの特性や思考の傾向を踏まえたサポートを実施するもの。新入・中途採用社員に寄り添い、安心して仕事に向き合えるように、会社との信頼関係を築く架け橋になるという。同サービスの特徴とメリットは次のとおり。
- 公認心理師による個別面談:職場でのメンタルケアに精通した公認心理師が、月1回の面談を実施。入社後の業務内容や職場の雰囲気について、定期的にヒアリングすることで、早期に認識のずれを把握し、組織への適応支援や人間関係構築支援を行う。 新入社員が抱える不安や疑問を引き出しケアすることで、リアリティショックを和らげる
- 研修や自己分析適性検査など:新入社員が自分の心の状態を理解し、ストレスに適切に対処できるよう、セルフケア研修や自己理解研修を実施。自分の強みや特性を知り、仕事への適応力を高めることで、職場でのストレスを軽減し、長く活躍できる環境をサポート
- 疲労蓄積度検査(オプション):定期的にストレスや疲労の蓄積度を測定して、心身の状態を客観的に把握し、その結果をもとに適切なフォローや職場環境の改善案を提案
- 人事・採用担当者との連携:プライバシーに配慮しながら情報を共有することで、早期退職のリスクが高い従業員に対して、適切な対策を講じられる。また、人事労務担当者への支援も同時に実施
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従業員のメリット
- 心理的安全性の向上
- 職場への早期順応と能力の最大発揮
- 自己理解(強み・苦手)が深まる
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企業のメリット
- 適性把握と適切な配置で採用ミスマッチによる損失の回避
- 離職防止によるコスト削減
- 企業ブランドの強化と優秀な人材の確保
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