学情は、企業・団体の人事担当者を対象に、「採用対象」に関するインターネットアンケートを実施した。
キャリア採用で特に採用したい年齢層は「20代後半~30代前半」が約7割
キャリア採用において、特に採用したい年齢層は「20代後半」が39.6%で最多となり、次いで「30代前半」が28.4%と続き、約7割を占めた。さらに、「20代前半」の21.9%を合わせると約9割に上り、若い世代を採用したい企業が圧倒的に多いことが分かる。中でも、「20代前半」よりも「30代前半」を採用したい企業が多い点は、注目に値すると同社は述べる。
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キャリア採用の対象となる年齢層も「20代後半」が最多、次いで「30代前半」
キャリア採用において、対象となる年齢層は「20代後半」が86.4%で最も多く、次いで「30代前半」が81.7%、「20代前半」が70.1%と続いた。
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20代対象のキャリア採用でも、一定程度の業務経験を重視する企業が6割
20代を対象にしたキャリア採用において求める経験については、「採用するポジションで活かせる経験を求める」が34.1%で最多となり、次いで「同業界・同業種での経験を求める」が26.0%と続き、合わせて6割となった。「社会人経験を求める」は25.7%で、「社会人経験を問わない」は14.1%にとどまっており、一定程度の業務経験を重視する企業が多いことが分かる。
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なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2025年3月24日~4月16日
- 調査対象:企業・団体の人事担当者
- 有効回答数:338社
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
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