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退職で困難な経験をした人ほど、現職で「気持ち」を言い出せない—Wandering Seagull調べ

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 Wandering Seagullは、20〜35歳の社会人を対象に「職場における退職意思表明の経験」に関する調査を行った。

「連休明け、仕事に戻るのがつらい」その理由と影響を探る

 連休明けに「仕事を辞めたい」と感じたことがあるか質問したところ、「とてもある」が25.5%、「ややある」が32.2%と、合わせて約6割が辞めたいと感じた経験があると分かった。

 また、前問で「とてもある」「ややある」と回答した人に対し、その理由を聞いたところ、「仕事のことを考えたとたん、強いストレスを感じたから」が55.9%で最多となり、「働いていない時間が快適で、『戻りたくない』と感じたから」が52.7%、「家族や友人と過ごす時間を優先したいと思ったから」が23.0%と続いた。

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 連休前と連休明けでの仕事へのモチベーション変化について質問すると、「変わらない」が50.5%で最多だったものの、「下がった」と感じた人が約4割いることから、連休明けの気分の落ち込みは一定の傾向として存在していることが分かる。また、「上がった」は1割未満にとどまり、連休が必ずしも前向きな再始動のきっかけになっていないことも浮き彫りになった。

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過去に辞めづらさを感じた人の約8割が、現在も強いストレスを感じている

 仕事を辞めることに対するイメージについて聞いたところ、「心や体を守るために必要なこと」が32.0%で最も多く、次いで「自分らしく生きるための選択」が30.2%、「新しい挑戦への第一歩」が26.9%が上位となった。心身の健康や自己実現、新たな挑戦といった前向きな理由が上位に挙がったことから、退職に対するネガティブな認識は薄れつつある様子がうかがえる。

 退職に対するイメージに最も影響を与えたものを聞くと、「家族・親」が27.0%で最多となり、次いで「上司・先輩」が18.9%、「過去の自分の経験」が18.1%と続いた。

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 集団やグループを辞める際に、困難や課題を感じた経験の有無について質問したところ、「ある」が45.3%と半数近くが回答した。

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 現在、会社や上司に対して自分の気持ちを伝えることに強いストレスを感じるか質問すると、辞める際に困難や課題を感じた経験の「有無」によって結果が異なった。「ある」と回答した層では「とても感じる」が30.6%、「やや感じる」が47.1%と約8割がストレスを感じているのに対し、「ない」と回答した層では「とても感じる」が9.2%、「やや感じる」が28.9%と4割以下にとどまっており、過去の経験が現在のコミュニケーションスタイルや心理的負担に影響を及ぼしていることが示されている。

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“辞めること”の価値観が変わる今、退職代行はどう位置づけられているのか

 退職代行サービスについてどう感じるか聞いたところ、「自分が使うイメージは今のところない」が37.3%で最多となり、次いで「状況によっては合理的な選択肢だと思う」が35.6%、「精精神的な助けになる人もいると思う」が33.9%と続いた。

 また、退職代行サービスのメリットについて聞くと、「精神的な負担が大きく軽減される」が32.8%で最も多く、「上司との対話を避けられる」が28.8%、「辞めたい気持ちを代弁してもらえることで安心できる」が20.0%と続いた。退職に伴うストレスの大きさが広く認識される中で、従来の「自力で辞めるべき」という価値観から、個々の事情に応じた柔軟な判断を尊重する風潮が広がりつつあるという。

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 なお、調査の概要は次のとおり。

  • 調査概要:「職場における退職意思表明の経験」に関する調査
  • 調査期間:2025年5月9~12日
  • 調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
  • 調査人数:1010人
  • 調査対象:調査回答時に20〜35歳の社会人と回答したモニター
  • 調査元:Wandering Seagull
  • モニター提供元:PRIZMAリサーチ

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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