パーソル総合研究所は、総合人材サービスを提供するパーソルキャリアの総合研究機関。そのピープルアナリティクスラボが提供するサービスは、次のようになっている。
- 適正配置モデルの構築
- 好業績に結びつく「行動特性」と、行動特性を生み出す源泉である「能力特性」の両者の因果関係と評価点との関係性により、各従業員の活躍できる組織と職務を予測し、適材適所を見つけ出す。
- 退職者予測モデルの構築
- 機械学習手法などの統計的手法を用いて、企業に蓄積された社員の人事ビッグデータを分析し、退職確率を予測する「退職者モデル」を構築する。これにより、退職前に活用方法を検討するなどの対応が可能となる。
- ハイパフォーマー分析
- 社外アセスメントを活用して割り出した人材の市場価値や、パフォーマンスが高い社員の特性を分析した結果に基づいて、採用人材像の設定や、選抜育成・適正配置を支援する。
パーソルキャリアでは、2015年よりグループ内社員を対象とした人材分析(ピープルアナリティクス)に取り組んできた。ピープルアナリティクスラボの設立を機に、グループ内で蓄積した知見を生かしつつ、企業の生産性向上や働く個人の活躍に資するソリューションを提供していくという。