SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

直近開催のイベントはこちら!

HRzine Day 2025 Summer

2025年7月29日(火)@オンライン

主要製品スペック一覧

人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

eラーニング・LMS<br>主要製品スペック一覧 2024

eラーニング・LMS
主要製品スペック一覧 2024

その他のスペック一覧

人事労務管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

人事労務管理システム
主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム<br>主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム
主要製品スペック一覧 2023

HRzineニュース

人事の8割以上が「繰り返しの説明」を負担と回答 約9割が「説明業務の属人化」を実感—LOOV調べ

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

 LOOVは、企業の人事業務従事者を対象に、「人事業務における“伝える”業務の実態」に関する調査を実施した。

人事業務の「伝える」負担、8割以上が実感

 説明や情報提供にかける時間・手間はどの程度か質問したところ、「非常に負担が大きい」が29.2%、「やや負担を感じる」が53.1%と、8割以上が実感していることがわかった。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

採用業務で説明が伝わらなかった経験、「会社紹介」が最多に

 人事業務のうち、採用業務に関わる業務で説明した内容が「十分に理解されていなかった」と感じたことはあるか聞いたところ、「よくある」が25.8%、「ときどきある」が57.8%で、合わせて8割を超えた。

 中でも、「よくある」と回答した人のうち最も多かったのは「会社紹介・カルチャー説明」が67.3%で、「ときどきある」と回答した人の最多は「選考フローの説明」が66.1%だった。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

社内向けの説明で伝わらなかったと感じた業務は「オンボーディング」「制度説明」

 社内向けの人事業務に関して「説明が十分に伝わらなかった」と感じた業務を聞くと、「よくある」と回答した人の中では「社員オンボーディング」が63.9%で最多、「ときどきある」と回答した人の中では「社内制度・福利厚生の説明」が49.5%、「評価制度・キャリアパスの説明」が48.9%で上位に挙がった。

 制度やルールの説明など、相手の理解を前提とする業務ほど、伝え方の難しさが際立つ傾向が見られる。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

9割が「説明の属人化」を実感、改善には「伝え方の型」が鍵に

 説明業務について、「伝える担当者によって、情報の伝わり方に差が出る」と感じた人は89.1%に上った。特にその差を感じたことが「よくある」と答えた人においては、「会社紹介・カルチャー説明」が67.3%、「オンボーディング」が65.3%など、初期フェーズでの情報提供場面で情報の伝わり方に差があると感じていた。

 誰が説明しても内容が正しく伝わるよう、属人性を減らす「伝え方の型」づくりが、人事業務の重要な課題であることが浮き彫りとなった。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

9割以上が「伝え方の進化」に前向き

 今後、動画やインタラクティブコンテンツを活用してみたい業務があるか聞いたところ、92.5%が「活用したい業務がある」と回答した。

 活用ニーズが特に高かったのは、「カジュアル面談・一次面接の代替」が47.2%、「会社紹介・選考説明」が37.6%と、初期フェーズの業務だった。また、社内向けでは「オンボーディング」が33.5%、「社内制度説明」が28.6%などで活用意向も高く、情報提供の標準化や効率化を図る動きに前向きであることがうかがえた。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

 なお、調査の概要は次のとおり。

  • 調査期間:2025年7月11~18日
  • 調査目的:人事業務における「伝える業務」の実態を把握
  • 調査対象:企業の人事担当者470名
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 調査主体:LOOV

【関連記事】
「人・組織マスタ」が未整備、約半数の企業が統合できていない 課題は「分からない」が最多—イエソド調べ
人事の半数以上がスキルマップを外部の支援を受けて作成 課題は「項目の洗い出し」—Hajimari調べ
社会人としての常識や専門用語、仕事内容をゲームで学べる 社員研修アプリ「研修クエスト」を提供—養鶏場

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
HRzineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
HRzine
https://hrzine.jp/article/detail/6993 2025/08/21 16:10

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

2025年7月29日(火)@オンライン

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング