Agritureは、社員のセルフケア力を向上させ、従業員の健康意識や福利厚生を強化することを目的とした法人向け健康経営プログラム「やさい薬膳」を、8月に正式にリリースした。

やさい薬膳では、社員1人ひとりが毎日の食事選びを通じて自分の体調に合ったセルフケアを行えるようサポートする。これにより、無理のない健康習慣づくりと、企業の健康経営推進を両立させることを目指すという。
サービスの特徴は次のとおり。
体質診断テストで毎日の体調を可視化
社員はスマートフォンを使って簡単に診断を行え、日々の体調や不調の原因を把握できる。なんとなく感じていた不調を「体質」として整理し、改善のための食事やセルフケアに活かすことが可能。小さな変化にも早く気づく習慣が生まれることで、不調をこじらせる前に適切な対策をとることを目指す。
部署ごとのデータレポートで健康課題を明確化
診断テストの結果を集計することで、部署単位での不調傾向を可視化できる。人事・経営層は組織全体の健康課題を把握し、施策立案に活かせる。
![体質診断テストの画面[画像クリックで拡大]](http://hz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/7007/2.png)
体質診断テストの画面
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短尺動画教材で薬膳を学べるeラーニング
体質診断テストの結果に基づき、社員は自分の体質に合った野菜や食事法を、3分程度の短い動画で体系的に学習できる。薬膳の専門家による解説により、基礎知識から実践方法までを効率的に習得可能。体調のブレを減らすことで、仕事のパフォーマンスを安定させることを目指す。
体の不調を相談できる専用窓口
社員が体の不調や食事に関して、薬膳師へ気軽に相談できる専用チャット窓口を設置。たとえば、昼食をコンビニで購入する際に「どのメニューを選べばいいか」といった身近な質問にも対応できる。日常の小さな選択をサポートすることで、無理なく体質改善につなげられるという。
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