内田洋行は、人と場をつなぐシステム「SmartOfficeNavigator」を旭化成に提供したと発表した。この取り組みは、旭化成グループの本社で勤務する十数社の従業員、約3000名の円滑なコミュニケーション促進を目的としている。

旭化成グループの本社では、在宅勤務の増加などでコミュニケーションのきっかけづくりが課題となっており、その解決策の1つとして、本社にSmartOfficeNavigatorを導入した。デバイスのWi-Fi接続情報を活用し、従業員の居場所をリアルタイムに可視化することで、出社時の自然な交流のきっかけづくりを支援する。
さらに、会議室運用を支援する「SmartRooms」や、オープンスペースの混雑状況を把握する「RoomSense」も同時に導入。旭化成グループで共有している約200室の会議室や共有スペースの稼働・空き状況のデータをSmartOfficeNavigatorで表示する。会議室運用の最適化や混雑回避、来客対応や清掃の効率化など総務部門の業務改善を期待しているという。
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