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転勤辞令への拒否や配慮希望を経験した人事は6割以上 理由は「家族の介護・看護」が最多—エン調べ

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 エンは、同社が運営する人事・採用担当者向け情報サイト「人事のミカタ」にて、企業の人事担当者を対象に「転勤」についてアンケート調査を行った。

転勤辞令に対する社員の反応は「配慮要望」が43%、「拒否」が24%

 「直近3年間、社員から転勤辞令に対する配慮要望、拒否、退職はありましたか?」と聞くと、「特になかった」が43%と同率で最多になったものの、「配慮要望」(43%)、「拒否」(24%)、「退職」(11%)という結果になった。

 「配慮要望」「拒否」「退職」があったと回答した企業に、社員から伝えられた理由を聞いたところ、上位は「家族の介護・看護」(46%)、「子どもの就学」(41%)、「配偶者の勤務」(41%)で、多くの社員にとって家庭の状況が壁になっていることが分かった。

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 具体的なエピソードとして、「子どもが小さく、家族1人で育てるのは負担が大きいので配慮をしてほしいと伝えられた」「同棲している恋人と結婚予定、または奥様が後から転勤して同居する予定なので、単身向けではなく2人入居用の物件を探してほしいと言われた」といったコメントが寄せられた。

転職が多い業種・職種は?

 転勤制度の有無を聞くと、「ある」が53%、「ない」が47%であった。従業員数別で見ると、1000名以上の企業は94%が「ある」と回答し、従業員数が多い企業ほど転勤制度があることが分かった。

 業種別では「流通・小売関連」が73%、「商社」が71%で7割を上回る。一方で、「IT・インターネット関連」は38%と、6割が転勤なしという結果になった。

 転勤制度があると回答した企業に、「転勤頻度が高い職種」を質問した。トップは、「営業職(フィールドセールス)」(55%)で、次点の「エンジニア(電気・電子・機械)」(16%)と39ポイントの開きがあった。

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転勤を拒否する気持ちは理解できる一方で、地方拠点や店舗への影響に懸念

 2025年6月、「エン転職」のユーザーに転勤に関する意識調査を実施したところ、約6割が「転勤の辞令が出た場合、退職を検討するきっかけになる」と回答した。

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 今回、人事担当者にこの結果に対する所感や、転勤制度に関する意向を聞くと、複数の人事担当者から「(拒否/退職する人の)気持ちを理解できる」といった声が寄せられた。一方で、地方拠点や店舗に関しては、人材不足による事業運営への懸念の声があった。

 なお、同調査の概要は次のとおり。

  • 調査方法:インターネットによるアンケート
  • 調査期間:2025年9月15日~10月11日
  • 調査対象:「人事のミカタ」を利用する企業
  • 有効回答数:228社

【関連記事】
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HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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