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HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

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2026年2月5日(木)@オンライン

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人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

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インタビュー《人材労務》| クラウド化がもたらしたもの、AIがもたらすもの

SmartHR CEO 芹澤氏と振り返る、人事労務“激動の10年”——AI活用の先にある「人事が経営の主役」の未来

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AI活用と「タレントマネジメントの民主化」が創る新時代(未来)

——テクノロジーの進化はさらに加速しています。特に生成AIは、人事労務の仕事をどう変えていくのでしょうか。

 最も確実に、かつ劇的に変わるのは「社内問い合わせ」の領域です。従業員から日々寄せられる「就業規則のどこに書いてありますか?」「私の場合はどうなりますか?」といった質問。これは担当者にとっても、返信を待つ従業員にとっても、生産的な時間とはいえません。

 LLM(大規模言語モデル)を活用し、社内の規定集やFAQをAIが学習すれば、人に尋ねるような感覚で質問をして、AIが正確に回答できるようになります。人事担当者は単純な問合せ対応から解放され、より付加価値の高い業務に集中できる。

 これは、人事領域におけるAI活用のベストプラクティスになっていくはずです。

——他にも期待しているユースケースはありますか?

 自然言語による高度な従業員検索です。大企業の人事は、膨大なデータの中から「特定の資格を持ち、かつ来月更新を迎える人」といったリストを作るのに多大な時間を費やしています。これを「該当する人をリストアップして」とAIに話しかけるだけで完結させる。こうした“データへのアクセスの容易化”は、人事のスピードと精度を大きく変えるはずです。

——そうなると、オペレーションが自動化されて生まれた時間を使って、人事労務担当者はどこを目指すべきなのでしょうか。

 私は、人事こそが「最も経営に貢献できるポジション」だと信じています。テクノロジーが発達し、製品や技術がコモディティ化する時代、企業の差は「人」のポテンシャルと「組織能力」の差でしかなくなるでしょう。

 リクルートやトヨタのように「人が強い」と言われる組織をどうつくるか。ヒト・モノ・カネのうち、最も不確実で、かつ可能性に満ちた「ヒト」を預かる部門が、経営戦略と人事戦略をいかに紐づけるか。そのためには、人事はルーチンワークから卒業し、CHRO(最高人事責任者)のような視座を持つ必要があります。現状、日本のCHROは経営企画や営業出身者が多いですが、これからは現場を熟知した人事生え抜きのCHROが増えてほしいですね。

——その未来に向けて、SmartHRのビジョンを教えてください。

 私たちが掲げているのは「タレントマネジメントの民主化」です。本来、メンバーの才能を見出し、適材適所に配置し、育てるのは、人事ではなく現場のマネージャーの役割であるはずです。人事がすべてを背負い込むのではなく、現場が判断するための「データという武器」を私たちが提供する。

 人事は、現場のマネージャーが最高のパフォーマンスを出せるよう、マネジメントレベルを引き上げる「教育者」へとシフトしていく。人事が現場のリアルな情報を手に入れ、マネージャーをコーチングする。そんな関係性がつくれたとき、日本の企業の未来はもっと明るくなるはずです。

——次の10年、その進化が人事労務の「生き方」そのものを変えていきそうですね。

 10年前、私たちは「書類作成の手間」を取り除くことに全力を注いでいました。これからの10年は、「組織を動かす喜び」を人事がもっと感じられる世界をつくりたい。テクノロジーを活用し、人が「人にしかできない仕事」に没頭できる社会を目指しています。

 とはいえ、SmartHRはまだ未完成です。労務の世界は本当に奥が深く、簡単に正解を出せる領域ではありません。だからこそ、一歩ずつ現場の課題に向き合いながらアップデートを重ねていきます。

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この記事の著者

北浦 汐見(キタウラ シオミ)

都内のスタジオに勤務後独立。ポートレート、取材、料理撮影等、都内を中心に活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

山田 優子(ヤマダ ユウコ)

神奈川出身。新卒で百貨店内の旅行会社に就職。その後、大阪に拠点を移しさまざまな業界・職種を経験してきたが、プロジェクトベースの働き方に魅力を感じて2018年にフリーライターに転向。現在はビジネス系取材記事制作を軸に活動しながら、チームで商品企画・開発にも挑戦中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

井上奈美香(HRzine編集部)(イノウエ ナミカ)

1994年宮崎県生まれ。京都女子大学文学部国文学科を2017年に卒業し、株式会社翔泳社に新卒として入社。メディア事業部の広告課に配属される。2020年8月に人事向けWebメディア「HRzine」の立ち上げに参画し、HRzineの営業責任者に従事。2023年4月よりHRzine編集部に所属。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://hrzine.jp/article/detail/7401 2026/02/12 08:00

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