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2026年2月5日(木)@オンライン

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人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

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人事労務管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

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人事業務のどこに効く? 生成AI活用の「今」と「これから」| 第4回

生成AI活用の核心は「判断プロセスの再設計」にある——なぜ人事のAI活用は“個人の効率化”で止まるのか【前編】

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生成AI活用には、明確な「段階」がある

 生成AIの活用は、一足飛びに高度化するものではありません。現場の使い方やデータ活用の深さによって段階的に進むのが実態で、一般的には次のステップを踏みます。

[画像クリックで拡大表示]

Lv.1:生成AIサービスを利用

 ChatGPTなどのサービスを使って、情報収集や文章作成、アイデア出しなどに活用している段階です。個人利用が中心で、AIが持つ一般的な知識だけで完結するケースが多いのが特徴です。

Lv.2:自社データを活用できる生成AIを利用

 社内規程やナレッジなど、自社固有の情報をAIに連携し、個別の状況に応じた回答や分析ができるようになった段階です。 FAQチャットボットや、社内データを使った検索・分析などが代表例です。

Lv.3:生成AIで業務フローの一部を自動化

 業務フローの中にAIを組み込み、承認やチェック、記録などの処理を自動化する段階です。例として、通勤手当の申請チェックでは、AIが申請内容をもとに社内規程や外部ツールを参照し、次のような観点で事前判定を行います。

  • 要件を満たしているか
  • 補助対象かどうか
  • 差し戻しが必要か

 AIが“処理”を担い、人は“最終判断”に専念する体制が整いはじめます。

Lv.4:AIエージェントが人を介さず業務遂行

 AIが人を介さず、自律的に業務を実行する段階です。たとえば、従業員の状況変化に気づいて申請を先回りで案内したり、複数の情報を横断して提案するなど、エージェント的なAIの活用が期待されます。 このようにレベルを定義することで、自社の現在地や次に目指すべき方向性が明確になり、計画的な導入が可能になります。

活用が個人で止まる原因「4つの壁」とは

 また、生成AIを組織に浸透させる際には、次の4つの壁が現れます。

[画像クリックで拡大表示]

Lv.0 → Lv.1 の壁:始めるための壁

 最初の壁は、“始めるための壁”です。ガイドラインの整備、生成AIの使い方を学ぶ機会の提供、環境構築、経営層への説明など、スタートラインに立つための準備が求められます。

Lv.1 → Lv.2 の壁:インプットの壁

 ここでは、AIに自社のデータを活用させるための“インプットの壁”が立ちはだかります。データ整備やプロンプト設計、セキュリティ対応に加えて、情報を部門内で閉じてしまう文化の克服も必要です。

Lv.2 → Lv.3 の壁:業務統合の壁

 AIを業務の流れに組み込む段階では、技術面だけでなく組織の意識改革が求められます。フローの可視化やルール決定に加え、特に大きいのが「判断をAIに任せることへの心理的な抵抗」です。長年の経験に基づく“勘”や属人的なノウハウをどう形式知化し、AIと協働する体制を整えるか——ここが最も大きな分岐点となります。

Lv.3 → Lv.4 の壁:自律化への信頼の壁

 最後の壁は、「AIが自律的に動くことへの信頼」と「部門をまたぐ情報連携」です。AIに委任する業務の線引きや、サイロ化された情報をどう扱うかといった、組織文化に関わる課題が主な論点になります。

 特に多くの企業がつまずいているのは、「Lv.1 → Lv.2 の壁:インプットの壁」です。つまり、“データ整備”と“現場協力”が同時に必要になる難所といえます。

*     *     *

 以上、前編では、個人利用の急速な拡大や活用モデル、浸透を妨げる4つの壁などを整理しました。後編では、これらの壁をどう乗り越えるか——組織がすぐに実践できる「具体的な活用ステップ」を紹介します。

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この記事の著者

袋瀬 淳(フクロセ ジュン)

株式会社Works Human Intelligence/WHI総研

大手不動産会社にて企業の寮や社宅の運用支援を通じた業務改革に従事後、Works Human Intelligence入社。保守コンサルタントを経て、多くの企業を見てきた経験を活かし...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://hrzine.jp/article/detail/7456 2026/02/03 08:00

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