東急および東急電鉄は、人的資本経営の推進による持続的な企業価値の向上を目指し、賃金の引き上げを柱とした処遇改善を実施すると発表した。
1万2000円のベースアップなどを含めて、東急と東急電鉄の全従業員平均6.0%の賃金引き上げを行う。4月入社の大卒初任給は、東急(総合職)で30万4500円、東急電鉄(鉄道エキスパート職)で26万6700円となる。あわせて、2025年度の好業績を踏まえた従業員還元として、賞与の増額に加え、東急と東急電鉄の全従業員に平均20万円の特別賞与を支給する。
また、賃金引き上げだけでなく、従業員の働きがいと働きやすさをより高めるため、東急線沿線における独身寮・社宅の新規施設の拡大などの施策も推進している。現在、東急・東急電鉄におけるエンゲージメントスコアは向上し、東急では離職率が1%台(前年比半減)にまで低下しているという。
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