SmartHRは、同社のクラウドバックオフィスシステム「SmartHR」において、令和8年度税制改正に対応した「2026年版 年末調整」機能を10月上旬から提供すると発表。併せて、提出書類の不備確認や繰り返される問い合わせ対応、未提出者への督促など、タスクとして認識されにくい担当者と従業員の間のコミュニケーション、すなわち"名もなき業務"を解消する従業員ポータルの新機能群を、9月より順次提供する。
SmartHRが2025年12月に実施した調査によれば、年末調整の負担要因のうち「システムへのデータ入力・転記作業」や「計算作業」など従来システム化が進む手作業は全体の15%にとどまる一方、全体の73%が「提出書類の不備確認・修正依頼」「未提出者の督促・リマインド」「従業員からの問い合わせ対応」「何が分からないのか分からない従業員への説明」など、担当者と従業員のやり取りに起因する“名もなき業務”であることが明らかになった。
こうした“名もなき業務”による業務フローの停滞は、主に次の3点で発生しているという。
- 案内や配布物が従業員に届かない
- 類似の疑問・問い合わせが担当者向けに頻発する
- 不備・修正依頼の個別のやり取りが積み重なる
これらの課題に対応し、SmartHRは従業員ポータルの機能拡充により、年末調整作業の効率化と担当者の負担軽減を図る。
“名もなき業務”解消する新機能の主な特徴は以下の4点。
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- 周知の自動化:「お知らせ」自動リマインド(提供中)
- 「お知らせ」機能では、会社からの通知を従業員へ一斉配信し、未読者のみに自動再通知が行われる。これにより担当者が個別にリマインドする必要がなくなり、提出漏れ対応などの工数削減が可能となる。
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- 問い合わせ即時解決:「AIアシスタント」×「メッセージ機能」の連携(2026年9月以降に提供開始予定)
- 「AIアシスタント」は、就業規則や社内規程などに基づき24時間365日、自動で従業員の問い合わせに対応する。AIだけで解決できない質問は内容を要約し「メッセージ機能」で担当者へ引き継がれる。従業員は窓口を探す手間なく個別相談が可能となり、担当者も会話履歴を元にスムーズに対応できる。
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- 個別やり取りの効率化:「メッセージ機能」定型文の管理(2026年9月以降に提供開始予定)
- 定型文管理機能により、提出書類の不備確認や修正依頼など繰り返し発生するやり取りを、登録済みの定型文から簡単に送信できる。これにより、負担要因として上位を占める不備確認・修正依頼の工数を削減する。
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- 事前準備機能:スマートフォン向けアプリ「インストール促進ダッシュボード」(2026年9月以降に提供開始予定)
- 担当者はダッシュボードで従業員のアプリインストール状況を把握でき、インストール促進のアクションが可能となる。従業員はスマートフォンから通知をプッシュ受信でき、情報の確実な到達を支援する。
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