IPAの情報処理技術者試験センターは、経済産業省所管の国家試験である情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)試験を実施している。この試験は、情報システムを構築・運用する技術者から、情報システムの利用者まで、ITに関わるすべての人を対象とする国家試験として、春期・秋期の年2回行われる。昭和44年に開始した情報処理技術者試験制度は、今年で制度創設50年を迎え、応募者数は累計で1900万人、合格者数は250万人を超えた。
なお、今回で昨年度春期からスタートした「情報処理安全確保支援士試験」は3回目を迎えることになる。
平成30年度春期試験に実施される試験は次のとおり。
- 情報セキュリティマネジメント試験(SG)
- 基本情報技術者試験(FE)
- 応用情報技術者試験(AP)
- プロジェクトマネージャ試験(PM)
- データベーススペシャリスト試験(DB)
- エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)
- システム監査技術者試験(AU)
- 情報処理安全確保支援士試験(SC)
なお、受験手数料(いわゆる受験料)はどの試験も5700円(税込み。ただし、情報処理安全確保支援士試験のみ非課税)。
受験申し込みの受付期間は、個人がインターネットで申し込む場合、2月19日(月)20時まで。郵送で申し込む場合、2月8日(木)消印有効となっている。代替申し込みも可能。受験申し込みの詳細や最新情報は、情報処理技術者試験センターの「受験申込み」ページを参照してほしい。