「GX検定」を運営するBeyontは、TOPPANホールディングスにおけるGX人材育成の取り組み事例を公開した。同社グループでは累計約1000名の社員がGX検定の資格を取得している。
TOPPANホールディングスは、「TOPPANグループ環境ビジョン2050」のもとサステナビリティ経営を推進。その一環として2024年度より「GX検定」の資格取得推進を開始し、受講枠を「部門教育(各部署の選抜による受講)」と「自己啓発(社員自身の自律的な申請)」の2種類に分けて展開した。一方で、部門教育の受講者の一部に「受けさせられている感」が生じ、モチベーションの温度差が課題となっていた。
これに対し同社の人事労政本部人財開発部は、制度導入前に営業・企画・サステナビリティ推進などの主要部署へ直接足を運んでヒアリングを実施。さらに一括通知ではなく進捗に合わせた個別の伴走支援と声かけを行い、受験率や合格者数を押し上げた。
成果として、学んだ知識を実務に「活用できる」との回答は初級(ベーシック)で84%、中級(アドバンスト)で88%。営業現場では「CO2削減率」などの具体数値と社会的根拠を伴う提案へ進化し、価格競争ではなく「環境貢献」を軸に顧客に選ばれる提案スタイルを実践しているという。
今後は資格取得者の現場での活用事例を収集し、社内イントラネットなどを通じて全社へ横展開する方針だ。
【関連記事】
・法人向け生成AIプラットフォームとAIリスキリング研修を組み合わせたサービスを提供—GMO天秤AI
・グーグルのマネジメントを学べるプログラムの無料受講アカウントを配布—日本リスキリングコンソーシアム
・人事評価制度や賞与制度の業績評価指標に「サステナビリティ項目」を導入—サントリーHD
この記事は参考になりましたか?
- HRzineニュース連載記事一覧
-
- TOPPANホールディングスが「GX検定」を活用して1000名規模のGX人材育成—Beyo...
- 内定者の家族向けセミナーを初開催 働き方やキャリアへの理解促進—カルビー
- 人材データとサーベイを掛け合わせ、改善案まで提示する「カオナビエンゲージメント」をリリース...
- この記事の著者
-
HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)
労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

