パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda」は、2026年7月に実施した「大学生・若手社会人の『就活・はたらく』に関する調査」のレポート第1弾「就活・キャリア選択の価値観編」を発表した。調査対象は就活中(予定・完了含む)の大学生と、新卒時の就活経験を持つ若手社会人の計812人。ファーストキャリアの想定就業年数や相談相手、キャリアへの不安などをまとめている。
社会人として活躍するために重要だと思うものは、大学生・若手社会人ともに「コミュニケーション力」が最多。大学生は3位の「学び続ける力」が若手社会人より7.6ポイント高く、若手社会人は「職種とのマッチ度」が4位で大学生を3.2ポイント上回った。
ファーストキャリアで何年はたらく想定かは、大学生が「5年以上(定年までを除く)」、若手社会人が「3~5年」が最多。「3年未満」の割合は若手社会人が大学生の約2.2倍だった。一方、若手社会人の約4割は実際のはたらく期間が「想定より長い(長くなる予定)」と回答し、理由として職場の人間関係や仕事内容への満足度の高さが多く挙がった。「想定より短くなった(なる予定)」は約3割で、入社前のイメージとのギャップや転職での挑戦意欲が理由に挙がった。「定年まで勤める」は大学生15.3%、若手社会人6.3%で、定年まで勤めることを前提としない層は大学生の8割超、若手社会人の9割超。「合わないと感じたらすぐにでも転職活動を始める」大学生は若手社会人を6.9ポイント上回った。
最終的な意思決定の重視点は、大学生1位が「ワークライフバランス」で3割超(若手社会人比6.5ポイント高)、3位「仕事内容の魅力・やりがい」も同5.9ポイント高。若手社会人は1位「給与・年収水準」26.0%、2位「勤務地・転勤有無」「労働時間・はたらきやすさ」がともに25.3%と僅差だった。

相談相手やツールは両者とも1位が「友人」。「親」「就活サイト・記事・ランキング情報」「SNS・口コミ」もTOP5に入った。大学生は2位の「生成AI」が若手社会人を12.9ポイント上回り、「大学キャリアセンター」6.8ポイント、「大学の教授、指導教員」5.1ポイント高い。若手社会人は「OB・OG訪問先の社員」が11.4ポイント、「インターン先社員」が4.4ポイント高かった。
将来のキャリアへの不安は、大学生の1位が「ワークライフバランス(プライベートとの両立)」。若手社会人は就活時の1位が「給与・年収」、2位が「ワークライフバランス」だが、社会人になってから感じるようになった不安の1位は「このまま今の仕事を続けてよいかわからない」で全体の3割を占め、不安が待遇面から将来の方向性へ変化している。
調査はインターネットで2026年7月24日~29日に実施。対象は就活において生成AIを活用している大学3・4年生と修士1・2年生412人、および従業員数50人以上の企業に在籍し現在の仕事で生成AIを活用する社会人歴1~3年(2024年~2026年入社)の若手社会人400人。
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