「インターン意識調査」は、6月14日~30日の期間に、2019年卒業予定の大学生/大学院生610名を対象にRECCOOと共同で実施されている。
サマーインターンまたはウインターインターンへの参加経験を尋ねた質問では、上位校(GMARCH、関関同立以上)の学生のうち92.0%が最低1社のインターンを経験していると回答した。
内訳としては、サマーインターンへの参加率が82.5%、ウインターインターンへの参加率は72.5%と、サマーインターンへの参加傾向が強い。また、サマーインターンの参加率は、上位校以外の学生の参加率と比較して14.5%高くなっている。
学生全体で、6月30日の時点で内定承諾している学生のうち、38.7%がインターンをきっかけに内定を承諾したと答えた。なお、上位校学生でも39.4%がインターンをきっかけに内定を承諾している。
インターンを行う企業を選ぶ際に重視したポイントを、「プログラムが魅力的かどうか」「企業の知名度」「選考へ直結する可能性」「知識・スキル・能力の向上可能性」「なんとなく」「企業の理念・ビジョン」「報酬の有無」「マーケット規模」「企業の人材育成・人材輩出力」「業界研究」「その他」の項目から選択させる質問では、サマーインターン、ウインターインターンともに「プログラムが魅力的かどうか」が最多となった。
実際にインターンに参加した学生からは、「業務体感ワークに加えて、自己分析ワークがあり、就活の参考になったし、学生のことを考えてくれているのだなと思い、好印象をもった」「プログラムの内容も、少人数にこだわって質の高いフォローをしてくれたのがよかった。限られた時間かつ必要最低限の時間の中でやらせるスタイルがいいと思った」といった声が寄せられている。
そのほか、ウインターインターンでは「選考へ直結する可能性」が2位となっており、ウインターインターンがきっかけで内定承諾した学生の割合が多かったこととあわせて、ウインターインターンでは学生も企業も選考への意識が高まる傾向にあることがわかる。