「転職市場予測 2019上半期」では、2019年上半期(1月~6月)の転職市場全体としては、引き続き求人が豊富で、企業の採用意欲も旺盛な状況が続くと予測しており、全14分野のうち「増加」が4分野、「緩やかに増加」が5分野、「やや減少」が1分野と見込んでいる。
職種別では、「データ活用の専門職」としてIT・通信、電気・機械、企画・マーケティングの3分野で「データサイエンティスト」が、企画・マーケティング分野で「Webマーケティング」の人材ニーズが高まると予測される。
分野別では、人事分野において採用と労務のニーズが高まるほか、教育・研修担当の求人も増加すると見込んでいる。IT・通信分野では業界や業種を問わずさまざまな企業間でITエンジニアの争奪戦が過熱し、さらに選考から採用までのスケジュールが他業種と比べて早い傾向がある。そのほか、メディカル分野では医療×ITにおける採用意欲の高まりが見込まれる。