scoutyでは、Web上に公開されているITエンジニアの情報を自動収集し、ヘッドハンティングの候補者データベースを構築。クライアント企業はそれを閲覧・検索でき、自社で獲得したい人材にアプローチできる。
ただし、情報はクライアント企業にのみ公開しているため、候補者が企業からどのように見えているのか分からない。これが企業と候補者間で情報の非対称性という課題を生み出していた。
今回、候補者に本人のデータを公開し、この情報の非対称性を解消する。Web上での自身の市場価値が分かることで、候補者は評価を改善・向上するための行動(技術投稿サイトへのアウトプットやSNSアカウントの連携など)をとれるようになる。将来的には、候補者自身がscoutyに情報を入力できるようにし、収集したWeb上のオープンデータと融合させて、より高い精度のマッチングを実現していく。
社名変更は、同社が人事・人材(HR)以外の事業に乗り出していくことが背景にあるという。人材採用を想起させるscoutyでは今後同社が作り上げたい世界観を表現しきれないと考え、LAPRAS株式会社への社名変更を決断した。実現したい世界観については社名変更時に改めて公開すると、同社では述べている。