「構造化面接」は、面接官の主観による評価のばらつきを抑えるために、あらかじめ候補者への質問項目と選考基準を決めておく面接手法で、タレンタは2019年から録画面接機能を活用することによって、面接の曖昧さを解消することを目的とした構造化面接手法の普及に取り組んでいる。
今回のソリューション協業について、人材研究所の代表取締役である曽和利光氏は、「私たち人材研究所は、タレンタとの協業に大きな期待を込めています。昨今、人事の世界において採用面接の精度の低さが問題になっています。解決策としては面接官のトレーニングやインターンシップ、適性検査などの導入などがありますが、最も大きなインパクトがあるのが従来の対面側の面接の問題点をカバーすることができるHireVueなどの録画面接であると考えています。私たちのクライアントの課題に応じて、是非ご紹介をし、使い方を含めてアドバイスをしていくことができればと考えています。録画面接が広がることで採用ミスマッチが減ることを望んでいます」とコメントした。
また、タレンタの代表取締役社長兼COOである田中義紀氏は、「タレンタは、人材研究所との業務提携により、『人材のミスマッチ』を解消する『構造化面接』実現のために、人材研究所が提供するコンサルティングサービスとHireVueとを併せたトータルソリューションのご提案ができるようになりました。この新たなパートナーシップで、入社後に個々人が本来持ちうるパフォーマンスを最大限に発揮する機会を採用選考の場面から設計していくことにより、私たちのミッションである『Work Happy!な世の中を創る』の実現にチャレンジします」と語っている。