CCNA Routing and Switching資格を取得するのには、次の2つの方法がある。
- ICND1(Interconnecting Cisco Networking Devices Part 1)とICND2(Interconnecting Cisco Networking Devices Part 2)の2試験に合格する
- CCNA試験に合格する
CCNA試験は、ICND1とICND2の両試験の範囲に関する知識を評価するもので、試験範囲が広い一方、1試験でCCNA Routing and Switching資格を取得できるというメリットがある。
ICND1 v3.0日本語試験は6月24日に、ICND2 v3.0日本語試験は6月30日に配信開始済み。今回、CCNA v3.0日本語試験の配信が開始されたことで、CCNA Routing and Switching資格を取得するための試験が出そろったことになる。v3.0試験になっての変更点はこちらのWebページに説明がある。
CCNA試験の推奨トレーニングとして、Interconnecting Cisco Networking Devices: Accelerated(CCNAX v3.0)が提供されており、5日間の集合研修またはバーチャルクラス研修で試験範囲をカバーする。
試験番号 (日本語試験) |
200-125J CCNA |
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取得できる資格 | CCNA Routing and Switching |
試験時間 | 90分 |
出題数 | 50~60問 |
出題形式 (7種類) |
・選択問題(択一問題) ・選択問題(複数回答) ・ドラッグ&ドロップ ・穴埋め問題(具体的な値を入力) ・ルータのシミュレーション(コマンド入力) ・シナリオベースの選択問題 ・シミュレータで答えを導く選択問題 |
試験内容 (カッコ内は出題比率) |
1.0 ネットワークの基礎《15%》 2.0 LAN スイッチング テクノロジー《21%》 3.0 ルーティング テクノロジー《23%》 4.0 WAN テクノロジー《10%》 5.0 インフラストラクチャ サービス《10%》 6.0 インフラストラクチャ セキュリティ《11%》 7.0 インフラストラクチャの管理《10%》 ※詳細はこちら |
受験料 | 3万5400円(税別) |
試験は、日本全国にあるピアソンVUEの認定会場で受けられる。受験申し込みもピアソンVUEのWebサイトから。
なお、出題形式については、シスコシステムのWebページで出題のデモを閲覧できる。学習を始める前に、どのような形式で出題されるのか見ておくとよいだろう。