富士通ミドルウェアマスターは、これまで同社のミドルウェア製品・ブランド別に技術者のスキルと評価し、資格認定を行ってきた。今年の4月よりこの方針を改め、市場トレンドに合わせた業務に活かせる資格を目指して資格体系を変更。これに併せ、資格・試験の入れ替えも進んでいる(富士通「ブランド別資格からの移行について」)。
これから始まる新試験や、終了する旧試験については次のとおり(富士通ミドルウェアマスター試験を配信するプロメトリックのWebサイトより)。これまではAssociateレベルの試験入れ替えが先行して実施されてきたが、7月からはProfessionalレベルの新試験がスタートする。
なお、新体系では、ITスキル標準(ITSS)に準拠し、技術力を客観的に証明できるようになったほか、技術と経験、実践力を認定する最上位レベル「Senior Master」や、Professionalレベルに技術営業(セールス)の資格が新設されている。