トリドールホールディングス(以下、トリドールHD)は、従来の店長制度を刷新した「ハピカンオフィサー制度」を12月より運用開始する。これに先駆け11月18日には、トリドールHD本社にて丸亀製麺の「ハピカンキャプテン認定式」を開催し、全国874店舗(2025年10月末時点)の中から初代「ハピカンキャプテン」5名を選出・認定した。
ハピカンキャプテンは、従来の店長制度を刷新したハピカンオフィサー制度の丸亀製麺におけるリーダーの呼称。これまで店長が担っていた管理業務の一部をチームメンバーに移管し、店舗で働く1人ひとりの“心”にフォーカスした活動を通じて内発的動機を引き出し、店舗独自の顧客の食の感動体験を創造することを主軸とした新しい役割へと進化させた。
これにより、従業員の幸せ(ハピネス)、お客様の感動(カンドウ)、店舗の持続的な繁盛の3つが循環する「ハピカン繁盛サイクル」を実践する。
ハピカンキャプテンはハピカン繁盛サイクルの実践レベルに応じて4つの階層に分けられる。最上位の段階となる「グレートハピカンキャプテン」は最大で年収2000万円を得られるという。
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