今回調達した資金によってファインディは、サービスやアルゴリズムの開発基盤拡充、セールス・エンジニア・コーポレートメンバーの採用拡大を進めていく。
同社は、2017年よりハイスキルなエンジニアと企業をマッチングするサービスを提供。転職や業務委託の案件探しの際に起こるミスマッチを解決すべく、GitHubをAIで解析し、開発言語別に偏差値化する手法を取り入れている。
GitHubにおける解析対象は公開リポジトリのみで、コードをどれくらい書いているか、他のプロジェクトにどれだけ貢献しているか、他者からのコードの支持やアカウントの影響力を中心に解析。スキル偏差値のアルゴリズムは、GitHub上で日本国内在住と判定できるエンジニアの公開リポジトリ約15万人を解析、開発を行っている。
同社は、ハイスキルなエンジニアと企業をマッチングする転職サービス「Findy 転職」と、ハイスキルなフリーランス・副業エンジニアと企業の業務委託案件をマッチングする「Findy Freelance」を提供しており、導入企業はメガベンチャーや日系大企業、スタートアップなど約200社に及ぶ。
同社のサービスには、フロントエンド(JavaScript)やサーバサイド(Ruby、Go、Python、Java、PHPなど)といったWebサービス開発に従事するエンジニア、モバイルエンジニア(Swift、Kotlin)、機械学習エンジニア(Python)が登録している。