同調査は、キャリタス就活2021学生モニターで2021年3月卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生を含む)を対象に、1月1日~7日の期間に実施され、 1248人(文系男子410人、文系女子363人、理系男子332人、理系女子143人)から回答を得ている。
ディスコが掲げた調査結果の主な内容は次のとおり。詳細な結果は同社のWebサイトからダウンロードできる(PDF)。
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就職活動準備状況
- 「自己分析」「業界研究」「企業研究」は増加傾向。準備のタイミングが早期化
- 就活準備イベントへの参加経験者は91.6%。参加回数は平均5.5回で、年々増加
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就職活動に関する情報の入手先
- 「就職情報サイト」が最多(92.4%)。「各企業のホームページ(採用サイト)」が続く
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インターンシップ参加状況と参加企業からのアプローチ
- 参加経験を持つ学生は約9割(88.9%)。「今後も参加したい」が8割超(83.6%)
- インターンシップ参加後に企業からアプローチを受けた学生は9割(90.2%)
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現時点の志望業界
- 「明確に決まっている」29.5%。前年同期を3.9ポイント上回る
- 志望業界1位「インターネットサービス」、2位「情報処理・ソフトウエア」
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就職先企業を選ぶ際に重視する点
- 「将来性がある」49.0%、「給与・待遇が良い」43.6%、「福利厚生が充実」31.8%の順
- 大きな変化がない中で「仕事内容が魅力的」の低下が目立つ(20.6%→16.2%)
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1月1日時点の本選考受験状況と内定(内々定)状況
- 「本選考を受けた」35.2%。受験社数は平均2.4社。7割超がインターンシップ参加企業
- 「内定を得た」7.0%。前年同期(4.7%)より2.3ポイント上昇
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就職活動解禁までの準備の進め方
- 「志望業界・企業への理解を深める」60.7%、「インターンシップにたくさん参加」57.6%
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就職後のキャリアプラン
- 「転職でキャリア・アップ」が過去最高(44.0%)で、「一つの会社に定年まで」と同水準に