8月26日に発表されたProfessionalレベルの資格試験(資格Zine既報)に続き、その上位資格に当たるMasterレベルの資格試験がスタートした。Professionalレベルとは異なり、筆記試験に加え、実機を使った実技試験も行われる。実技試験では、システムの統合運用管理において主要なジョブ管理について、設計から構築、運用まで実施できるスキルが試される。これにより、システム統合運用管理に高度な知識と実践力を保有する技術者であることを認定する。
試験の対象製品は、Systemwalker Operation Managerのみ。試験問題は、実機教育「Systemwalker活用によるシステム統合運用管理実践」の内容から出題される。
なお、資格認定の条件として次の2つが設定されている。
- 「Fujitsu Certified Middleware Professional 運用管理(自動化) V1」の資格を保有していること
- 実機教育「Systemwalker活用によるシステム統合運用管理実践」を受講していること、またはSystemwalker Operation Managerによるシステム統合運用管理のスキルがあること
試験会場は、富士通ラーニングメディアの品川ラーニングセンター。受験料は10万円(税別)。受験申し込みは、富士通ラーニングメディアのWebサイトから。
試験名 | FUJITSU Certified Middleware Master 運用管理(自動化) V1 |
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試験コード | FJ0-F15 |
試験形式 | 筆記試験、および実技試験 |
試験時間 | 1日(9時00分~17時45分) |
試験内容 | 運用管理システムの自動化の設計や構築ができる技術についての筆記、および実機操作 |
対象製品 | Systemwalker Operation Manager |
合格ライン | 正解率 70%以上 |
受験費用 | 10万円(税抜) |
試験会場 | 富士通ラーニングメディア 品川ラーニングセンター(地図) |